お客様各位

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　 Partner Communications （2011年　8月号）　
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■■　　【今月の特集】　ホウレンソウの第一声　
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　先月はコンサルティングやセミナー、相談指導等で

　約20社ほどに訪問して、最近の様子や業務内容を伺いました。

　そのなかで、なぜか気になったのが、組織の上下間の状況の認識差です。

　仕事への熱意とかいう類の意識上の温度差というよりも、

　今の業務現場の認識について、上司や管理者が把握できていない状況です。

　これには、大きく分けて、2つのケースがありました。

　一つは、

　上司や管理者は現場は決められた手順に従い仕事をしていると思っているが、

　現場では忙しくて、手順などほったらかしで、

　こなしていくだけで精一杯のケース。

　もう一つは、

　上司や管理者が理解しているつもりの仕事の状況よりも、

　現場ではそれ以上の取り組みが行なわれているケース。

　前者と後者では、後者のほうが良いケースのようなイメージですが、

　第三者から見ていると、どちらにも同じような危うさが感じられます。

　要は、上司や管理者が、今の現場の状況を把握できていない、

　現場が上司や管理者に、現在の状況を適切に伝えていないということです。

　往々にしてというか、運悪くというか、

　そんな時には、社内外でのトラブルや問題も生じやすく、

　また、様々な事故にも繋がることもありえます。

　上下間の認識の相違が、そのような問題時には、

　適切な対応と処理を遅らせることもあるでしょう。

　そんな状況になると、

　コミュニケーションの手段やツールだけを見直して、

　改善されているような錯覚に陥りがちです。

　それでも、コミュニケーションが上手くいっていない、

　何かが足りない、と感じる方もいることでしょう。

　どのような組織にも、日々の朝礼やミーティング、会議体、

　掲示板からITシステムを利用した社内データ共有や端末機の利用、など

　日常でのコミュニケーションの手段が確立しています。

　ですが結局、コミュニケーションである以上は、

　だれかが始めに発信者になり、何かを伝える事が必要です。

　誰かから誰かへの、報告なのか、確認なのか、相談なのか、

　伝える内容は様々ですが、必ず誰かの第一声が必要なのです。

　どんな方でも、「報連相（報告・連絡・相談）が大切」とは教わるものの、

　報連相の第一声がなければ、この報連相は進みません。

　では、なぜホウレンソウの第一声が出てこないのか？

　大切なのは、

　第一声が出てこない理由をしっかりと向き合うこと、

　第一声が出てくるためには、必要な何かを補うことでしょう。

　組織内の人間関係に限らず、顧客や協力会社なども同じかもしれません。

　そんな第一声の改善が、現状認識の共有化につながり、

　意識の温度差を高いレベルに加熱させることでしょう。

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■■　【コ　ラ　ム　①】　第三者の確認

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　先月は、私の仕事振りをチェックされる機会があり、

　非常に緊張した数日間を過ごしました。

　今回（今年）も、行政の外郭団体の審査員が

　顧客との対話や仕事の流れの中で、発言の適切性や正統性、根拠等を

　終日×数日間にわたり、背後霊のように張り付いてチェックして・・・。

　ですから、単に顧客と普通に対話をしているだけの状態でも、

　法令や条例、規格や通達事項など、頭の中では自己チェックを繰り返していて、

　歩いていても、手と足が一緒に出そうなくらいでしたｗ

　多少の緊張も仕方が無いとは思いますが、

　受けるごとに、私のお付き合いするお客様の皆様の気持ちも

　少しは理解できていくような気がします。

　コンサルティング業務などをはじめ、指導や確認の仕事をしていると、

　何らかの根拠や基準に基づき話をすることが非常に多くなります。

　本来、日頃から問題なく適切に仕事が出来ていれば、

　そして、そのような日々と経験を積んでいれば、

　何も焦ることも、うろたえることもないのでしょうが・・・。

　今回、私が受けた外部からの確認なども、

　何らかの根拠に基づいて指摘や指導が行なわれます。

　そして毎回、受けるごとに

　自分のレベルが向上していること、改善できていない課題、

　日頃の慣習や惰性、などが、

　指摘の有無を問わず、感じる事ができます。

　もし、第三者にチェックをしてもらう機会があれば、

　組織の方々が一人でも多く関われるように配慮されると、

　担当者レベルの向上にも役立つ事でしょうね！

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■■　　【コラム ③】　8月といえば
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　8月の行政各省庁に関するキャンペーン月間等をご紹介します。

◆夏の省エネキャンペーン（6月1日～9月30日）
◆「青い羽根募金」強調運動期間（7月1日～8月31日）
◆自然に親しむ運動（7月21日～8月20日）
◆北方領土返還運動全国強調月間（～31日）
◆食品衛生月間（～31日） http://www.n-shokuei.jp/
◆電気使用安全月間（～31日）
◆道路ふれあい月間（～31日）

1日（月）水の日
　　　　　水の週間（～7日）
　　　　　夏の省エネ総点検の日http://www.eccj.or.jp/
9日（火）製品安全点検日
10日（水）道の日
19日（金）食育の日
25日（木）道路防災週間（～8月31日）
30日（火）防災週間（～9月5日）http://www.bousai.go.jp/km/
　　　　　建築物防災週間（～9月5日）

http://matome.naver.jp/odai/2129989217646489401
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