お客様各位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成17年12月 1日

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□■　　 Partner Communications （2005年12月号）　

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┃　はじめに・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
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┃　　　このメール（Partner Communications）は、パートナーがお客様　┃
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目　　　　次

　　　　　　　　　　【　ご案内　】　　　セミナーに関するご案内　　　

　　　　　　　　　　【今月の特集】　　　2005年ＩＳＯ９００１福井県取得状況

　　　　　　　　　　【コラム１】　　　品質月間

　　　　　　　　　　【コラム２】　　　大掃除について・・・

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◆◆　　　【　ご案内　】

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　◆入門セミナー：ISO9000's、ISO14000's、OHSAS18000

　　　◇場所：　福井県自治会館602号室　

　　　◇日時：　1月26日（木）　　13：30～17：00

　　　◇費用：　無料

　　　◇定員：　20名

　◆ISO9000's内部監査員養成セミナー

　　　◇場所：　福井県自治会館602号室　

　　　◇日時：　2月15,16日（水,木）　　9：30～17：00

　　　◇費用：　お一人様　21,000円（税込）

　　　　　　　　　※パートナー会員のお客様は会員価格にて！

　　　◇定員：20名

　◆パートナー会員募集中！

　　　◇各種コンサルティングの会員割引

　　　◇各種セミナーの会員割引

　　　◇オンライン情報提供

　　　◇フルタイムサポート

　　　◇その他

　●詳細は弊社スタッフまたは下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

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■■　　　【今月の特集】　2005年ＩＳＯ９００１福井県取得状況

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●福井県の全体状況

　福井県でＩＳＯ９００１が始めて認証登録された１９９１年から１５年が経とうとしています。

　ＪＡＢ：（財）日本適合性認定協会のＨＰで福井県の認証取得数を検索すると４２２件が

該当しますが、実状としては本年11月末日でＩＳＯ9001取得数は７６０前後の認証取得が

確認されている状況です。

　そもそも環境ＩＳＯやＯＨＳＡＳ、ＩＳＭＳ、などの国際規格を一つでも取得している企業は

福井県内で約９００程度あり、その大半はＩＳＯ９００１を取得していることになります。

　※１）一組織で、業務内容や事業所ごとに複数の認証取得をされている場合は複数で計上。

　※２）県外に本社があり、その事業所が福井県内にあるようなケースは除く。

　※３）国際規格を取得している組織は、企業等の各法人、公共団体、組合協会、個人商店、非営利組織など

　　　　その組織形態は様々であるため、単位を「組織」として表現。

　ＪＡＢ：（財）日本適合性認定協会　

●産業別状況

　今回は県内ＩＳＯ９００１取得数をＥＡＣによる３９分類の業種業界別に分けると以下の様な

状況となっています。

　日本国内の産業分類平均と比較すると、認証取得組織の約３０％が建設（２８）であり、

福井県内では建設（２８）が多いというよりも、それ以外の産業分類が低い状況にあります。

　また下表では建設（２８）が半数以上を占めていますが、例えば、商品の製造や販売を

主としてる組織で、据付などの施工・工事なども併せて実施していると、その実施件数は

少ない状況でも２８番が該当されるケースもあり、結果的に２８番が増えることもその要因

と見られます。

　２００５年の取得数も約３０組織と前年をやや下回る状況にある中で、建設業がその

中心となる傾向はそのままですが、下記Ｎｏ３５，３８，３９などのサービス産業の増加傾向や、

環境ＩＳＯとの同時認証数が増加してきている傾向が見られます。

　品質管理に関する国際規格にはＩＳＯ１３４８５・１３４８８、１５１８９、９５６４（DIS）、

１６９４９、１７０００シリーズなど様々なものがあり、また本年正式発行されたＩＳＯ２２０００：

２００５（食品安全マネジメントシステム）も含めて、専門規格への取り組みや移行などの

動向も注目されています。

　　　表：　業種業界別の福井県内ＩＳＯ９００１取得状況　（ＥＡＣ３９分類による）　

Ｎｏ	業種分類（英語表記）	業種分類（日本語表記）	数
1	Agriculture, fishing	農業、漁業	4
2	Mining, and quarrying	鉱業、採石業	2
3	Food products, beverages and tobacco	食料品、飲料、タバコ	5
4	Textile and textile products	織物、繊維製品	28
5	Leather & leather product	皮革、皮革製品	1
6	Wood and wood products	木材、木製品	7
7	Pulp, paper and paper products	パルプ、紙、紙製品	4
8	Publishing companies	出版業	1
9	Printing companies	印刷業	6
10	Manufacturer of coke and refined petroleum	コークス及び精製石油製品の製造	1
11	Nuclear fuel	核燃料	0
12	Chemicals, chemical products and fibers	化学薬品、化学製品及び繊維	33
13	Pharmaceuticals	医薬品	1
14	Rubber and plastic product	ゴム製品、プラスチック製品	23
15	Non-metallic minerals product	非金属鉱物製品	2
16	Concrete, cement, lime, plaster etc	コンクリート、セメント、石灰、石こう他	12
17	Basic metals and fabricated metal products	基礎金属、加工金属製品	51
18	Machinery an equipment	機械、装置	33
19	Electrical and optical equipment	電気的及び光学的装置	55
20	Shipbuilding	造船業	0
21	Aerospace	航空宇宙産業	0
22	Other transport equipment	その他輸送装置	9
23	Manufacturing not elsewhere classified	他の分類に属さない製造業	6
24	Recycling	再生業	4
25	Electric supply	電力供給	0
26	Gas supply	ガス供給	0
27	Water supply	給水	0
28	Construction	建設	439
29	Wholesale and retail sales	卸売業、小売業、並びに自動車、オートバイ、個人所持品及び家財道具の修理業	22
30	Hotels and restaurant	ホテル、レストラン	4
31	Transport, storage and communication	輸送、倉庫、通信	19
32	Financial intermediation; real estate; renting	金融、保険、不動産、賃貸	4
33	Information technology	情報技術	7
34	Engineering services	エンジニアリング、研究開発	38
35	Other services	その他専門的サービス	24
36	Public administration	公共行政	0
37	Education	教育	2
38	Health and social work	医療及び社会事業	10
39	Other social services	その他社会的・個人的サービス	8
合計			866

　※４）パートナー調査：2005年11月30日時点

　※５）県内全体で760組織に対して、合計が870程度となるのは、1組織に複数の事業が含まれることにより

　　　　別々に認証を受けた（1組織で部門ごとに取得した）場合や、業務内容が複数のコード（No）に渡っている

　　　　場合などより、コード分類が増加するためです。

　※６）ＥＡＣコード：

　　　　　品質マネジメントシステム及び環境マネジメントシステムの審査登録機関の認定に用いられている

　　　　分類は、Commission of European Communities発行の経済活動分類（NACE Rev.1.1）に基

　　　　づき全産業を39に分けたもので、JAB R/CP200-2004「マネジメントシステム審査登録機関及び

　　　　要員認証機関の認定の手順」に規定されています。

　　　　　この39分野からなる認定範囲分類と経済活動分類（NACE Rev.1.1）の詳細との対応関係は、

　　　　JAB R310-2004 改1「審査登録機関の認定範囲分類（分野1～39）と経済活動分類との対照表

　　　　（参考資料）」で確認することができます。

　　　　　なお、セクター規格については、JAB R/CP200-2004の中で追加の分類番号がとられています。

●次回は審査特集を予定しています。内容等の変更もございますのでご了承ください。

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■■　　　【コラム１】　品質月間

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　11月は品質月間でした。

　月間という表現は短月をイメージするかもしれませんが、改善活動や（品）質経営が継続の

ものであることは皆さんも十二分にご存知でしょう。

　品質月間ではＩＳＯ９００１の積極的な活用などもテーマによく取り上げられますが、その他の

セクター規格なども含めて、（品）質管理のマネジメントシステム国際規格は、多くの経営手法

の中で（品）質を主眼とした継続的な取り組みの一つであり、あくまでも経営手法（手段）です。

　その他にも多くの取り組みの手段手法がありますが、それらの仕組みも有効に活用して、

来年は是非、組織ごとに抱えるビジョンや経営目標・課題の達成・解決につなげていただき、

取得や取り組みの価値を何倍にも高めていただきたいと思っています。

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■■　　　【コラム２】　大掃除について・・・

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　今年も師走を迎えようとしています。仕事納めの日は各組織ごとで異なりますが、そのタイ

ミングで大掃除のような日頃以上の整理整頓清掃の活動が行われることでしょう。

　さて、皆さんの職場は大掃除が必要な状況かどうかをまずはチェックしてみましょう！

　＜質問＞

　　Ｑ１：　玄関や入り口に関係ない物が置かれていませんか？

　　Ｑ２：　通路や床に関係ない物が置かれていませんか？

　　Ｑ３：　退社後も机の上に書類が積まれていませんか？

　　Ｑ４：　棚やキャビネットの上に物が積まれていませんか？

　　Ｑ５：　日頃使うものに混じって使わなくなったものが置かれていませんか？

　　Ｑ６：　だれでも使ったあとに戻す場所はわかりますか？

　　Ｑ７：　指定の置き場所でも異なるものが置かれていませんか？

　　Ｑ８：　職場内で物（書類や道具）が見つからず、探すことがありますか？

　　Ｑ９：　倉庫や収納スペースから、必要なものがすぐに取り出せますか？

　　Ｑ１０：表示がされていないファイルの中身は全員がわかりますか？

　　Ｑ１１：何がどこに置かれているかは記憶に頼っていませんか？

　　Ｑ１２：消耗品や資材が必要なときに切れていることはありませんか？

　　Ｑ１３：机や設備の裏側や目立たないところでは汚れや埃がたまっていませんか？

　　Ｑ１４：清掃の担当者や清掃スケジュールは決まっていますか？

　　Ｑ１５：機材、設備などをよく見ると汚れやアカが付着していませんか？

　　Ｑ１６：機械、設備、システム、車両などの故障が多いですか？

　　Ｑ１７：職場で少し汚れたり散らかしたりしてもそれほど目立たないですか？

　　Ｑ１８：共有場所の片づけ状況はどうですか？

　　Ｑ１９：外部の人に「きれいですね」と言われたことがありますか？

　　Ｑ２０：お客様にどこでも自信を持ってお見せできますか？

　どうでしたか・・・？

　ほぼ“大丈夫”と言える状況であれば慌てることはないでしょう。

　ですが、多くの質問に“問題あり”と該当してしまった場合は、大掃除などの機会を活かして

改善をしてみてはどうでしょうか。

　大掃除のような活動では以下のことを意識しながら全員参加で作業環境の向上を図って

いただければと思います。

　　その①　いらないものを廃棄する場合にはできるだけ、リサイクルに心がける！

　　　　　　お近くのリサイクル可能な紙業、廃棄物業者の方になるべく依頼する！

　　　　　　各自治体、学校などの廃品回収などにもあわせて協力する！

　　その②　文書記録類の破棄に関しては個人情報保護（流出）に注意する！

　　　　　　毎年この時期にニュースで１・２つほど取り上げられますよね。

　　その③　文書記録類の破棄に関しては、それぞれ法的保存期間の適用があるかどうか、

　　　　　　法的規制がある場合は、いつまで保存するかをあわせて文書記録類に明記する！

　　その④　廃棄・移動することにより生まれるスペースを有効に利用する！

　　　　　　作業空間や収納空間を見直す良い機会になるのではないでしょうか。

　　その⑤　整理整頓にあわせて、それを維持するような表示識別をするとともに、

　　　　　　維持するためのルールを見直すことも重要です！

　日頃から５Ｓ（整理・整頓・清掃・清潔・しつけ）が行われていれば、作業環境自体は

常に一定の状態になっていることでしょう！

　しかし大掃除でとてもきれいに整理・整頓・清掃されたのなら、余裕があれば写真に収めて

おくことをお薦めします。その状況を作業環境の基準にして維持することを心がけていただき

たいですね。その場合は、がんばって（５Ｓのルールに従って）06年12月までその状況を維持

していきましょう！

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◆些細なことでも結構ですので、何かございましたら下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。

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【発行元】　　Total Management Support Service　

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