お客様各位

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　 Partner Communications （2009年　2月号）　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

この Partner Communication は3種類のバージョンで送付されています。

※このメールは等幅フォントでご覧ください（推奨フォント： MSゴシック、MS明朝）

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

　　　　　　　　　　　　　　【　ご案内　】

　弊社では、様々なセミナーを開催させていただいております。
　また、下記開催以外のセミナーにつきましても
　お客様のご要望に応じて企業内やご希望の場所での開催も可能です。

　◆セミナーは会員専用ページに掲載しております。◆

　★パートナー会員募集中！★
　　　◇各種コンサルティング・セミナーの会員割引

　　　◇オンライン情報提供
　　　◇HP制作支援
　　　◇フルタイムサポート
　　　◇その他

　※　詳細は弊社スタッフまたは下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。
【経営コンサルティング事業部　e-mail】　consulting@partnergroup.jp

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-
■■■
■■　　　【今月の特集】　不況を生き残る要因
■
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-

　今の市場を取り巻く経済環境は製造業を中心に大きなダメージを与えていますが、

建設業界ではそんな状況が長く続いており、業界の再編や淘汰、そして各企業の

防衛手段も他の業界よりも進んでいます。

　建設業界に携わっている企業や労働者は日本の約半数ほどと言われています。

　4割という人もいれば、6割という人もいますが、実際の数字は誰にもよく分からない

ので約5割で表現しましたが、別に何割でもその数字自体は些事にすぎません。

　大切なことは建設業界の動向は日本経済に大きく影響しているということでしょう。

　公共工事主体の建設業では、バブルの頃を基準に公共工事全体が40％減少しており、

その一方で建設業者は2％ほどしか減少していません。

　今後ますます、倒産や事業廃止、業界内での合併などが目立ってきそうです。

・建設業界“苦境”…昨年の倒産数、全産業中で最多 (夕刊フジ)　より
　http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_construction__20090121_3/story/21fuji320090121202/

　また民間工事主体の建設業では、材料費の高騰、市場の冷え込みに伴う販売数減少や、

販売単価の下落、建築基準法改正の影響など、こちらも苦戦が続いています。

　景気は一段と冷え込んでいくでしょうし、工事完了し後に販売がうまくいかなければ

工事代金が回収できないなど、黒字倒産の企業も増えてくることでしょう。

・11月のマンション販売、首都圏14.9%減、近畿圏20.7%減、

　ともに在庫数増加。1平方米当たり単価は上昇

　【12月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】（ライブドアニュース）
　　http://news.livedoor.com/article/detail/3940939/

・08年の首都圏マンション発売戸数、28％減　16年ぶり低水準
　【不動産経済研究所（東京・新宿）】（NIKKEI　NET）
　　http://www.nikkei.co.jp/keiki/mankei/

・ついに０９年「倒産解禁」へ！ (ゲンダイネット)
　クリード、東新住建の倒産は序章に過ぎない。
　　http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_bankruptcy__20090113_22/story/13gendainet02039796/

　現在はまだ不況の入口でしょうし、しかもアメリカのSPL（サブプライムローン）問題

を目の当たりに経験してしまった建設業界では安易な販売も出来ない状況です。

※ローンは、住宅などを買う時にお金を借りること。
　サブというのは「それより下の」という意味。

　プライムとは「優良の」という意味です。
　サブプライムローンというのは、優良より下、つまり収入が少ない人が、
　住宅を買うときに借りるお金のことです。
　（NHK　子供ニュースより　引用）

□■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

　そんな建設業界ですから、どこも苦しいのは同じなのですが、
その中でも、昨年は業績を維持している（儲かっている）企業もありました。

　住宅販売では、㈱アースネットワンなどがその一つです。

・低価格企画住宅
　『クレイドルパレット580』・『クレイドルパレット780』

　　販売開始に関するお知らせ[PDF]

　　http://www.arnest1.co.jp/ir/pdf/081125cradlepalette.pdf
・アーネストワン

　　http://www.arnest1.co.jp/index.html

　昨年末もネットＣＭなどで570万円住宅、780万円住宅などが流れていましたが、

今年に入っても販売は好調のようです。

　大手のハウスビルダーと同じように、タイプ別の建売タイプなのですが、

購入者の要望を取り入れた間取りやキッチンなどの設備も好きなものが選べますし、

何よりも驚くべき低価格です。

　私も昔、ビルダー（大○ハウス、積○ハウス、住○林業、パ○ホーム、三○ホーム、）
などで定型の住宅の建て方や架設をしていましたが、同じパターンで施工するのは、

施工時間も短く叉職人の技能も安定していきます。

　材料のパターンと有効利用も可能ですし、何より定型なために使用材料の目処が

付けやすく、職人の腕の安定か材料ロスも少なくなってきます。

　その結果が、短納期で一定の品質を供給することに繋がっているのでしょうね。

□■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

　マンション販売では㈱明豊エンタープライズなどが昨年は好調だったようです。

・シェルゼクラブ
　　http://www.shellze.com/club/index.html
・株式会社明豊エンタープライズ
　　http://www.meiho-est.com/about/

　購入者の意向を組み入れたり、高性能品質、等はいまや当然ですし、体験宿泊などは

当たり前の販売手法ですが、シェルゼの魅力は販売後の定期点検や資産管理、売却など、
販売後の顧客へのフォロー体制の充実にあるようです。

　マンション建設の業者は立てただけ・・・、

　販売の不動産会社は売っただけ・・・、

　マンションオーナーは、建設会社や不動産会社にまかせてあるから・・・、

などといったケースは良くある話ですし、どんなビジネスでも起こり得る無責任体制です。

　それらの曖昧さをなくし一元管理されたフォローは、確かに顧客からすれば安心です。

　自分の資産の状況や価値を把握しておくこと（管理されていること）は、

確かに今後の顧客の人生設計にも大きく貢献できますね。

□■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

　とはいえ、この2つの企業も今年はどうなるのか予想がつきません。

　エルクリエイト(ジャスダック)、ランドコム(東証2部)、富士ハウス㈱、山一建設、

中央興産㈱、クリード（東証1部）、東新住建（ジャスダック）、章栄不動産、

エス・シージャパン、トップハウス、など1月に破産・民事再生などを申請した建設業界

企業は後を絶たない状況です。

　また、昨年10月の記事では住宅の値引きや中古住宅市場の延びを取り上げましたが、

この動向もまだまだ続きそうです。
　http://partnercommunications.spaces.live.com/blog/cns!D6A1296D4FEC818E!2236.entry

・1000万円引きも当たり前に！？人気住宅街の「一戸建て投げ売り」競争
　http://zasshi.news.yahoo.co.jp/

　article?a=20081001-00000003-diamond-bus_all

　ここ数年の動向を見ると、高い値段で住宅を買う時代ではなくなってきており、

空家や空室も目立ってきています。

　人口が減っており且つ高齢化が進んで中古住宅が増えており、また既存の空住宅を

改装して販売する中古住宅市場は伸びているのも現状です。

　また昨年は、大分県別府市では温泉付きのマンションが好評で、特に共同浴場や

サウナを兼ね備えた物件などは人気が集中していたそうです。

　昨年のＧＷ以降の原油高に影響される事なく、水道光熱費も定額なことがその理由

だったようで、多くのマンションや有料老人ホーム等が建設されたようです。

　その一方で、大分県では㈱矢緒企画、㈱後藤組、江藤建設、などは破産し、

またホンダアルファ都市開発も民事再生の申請をしています。

　鉄輪バーデンハウス（有料老人ホーム類似施設）　http://www.baden-house.com/

□■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

　先の2つの企業は昨年の建設業界での事例ですが、これはどの業界でも

当てはまる事ではないでしょか。

　製造業であれば、市場のあらゆる中古品が出回り、

　卸・問屋の仲介・仲買業であれば、空洞化・中抜化が進み、
　サービス業であれば、格安の代行業者や個人などの氾濫・増加、
　ITはあらゆるものを便利にし、あらゆるものを不要に変換しています。

　時代の先が読めない中で、多くの組織が様々な試行錯誤を繰り返しています。

　【2009年1月　景気動向と雇用動向】

・上場企業184社、今期は2ケタ増収増益で最高益　NIKKEI NET
　http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090107AT2D2901907012009.html

　いままでは、大きな変革を起こさなかった組織にも、今後はそんな市場での生き残り

をかけて、革新の必要性が生じてきます。

　この機に大きく方向転換し舵を新たな方向へと向ける事により、これまでのやり方を

捨て去らなければならないものを見極めることが必要です。

　もちろん、いままでのやり方を守りつづけなければいけないものもあるでしょうが。

　また、先にあげた2つの企業の事例は、大手企業だからこそのマーケティング戦略かも

しれません。

　しかし、中小には中小なりのマーケティング戦略があり、現在保有する（人も含めた）

資源を最大限に活用する戦術もあるはずです。

・レンタル活用　リッチに節約　不況でも高級志向　ブランド品・外車好調
　http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/retail/?1231210364
・カカクコム（価格比較サイト）が高値更新の異彩高-不況も追風にする業績の好調ぶり
　http://japan.cnet.com/column/market/story/0,2000055915,20384993,00.htm

　他社が不況の中で好調を維持している要因を、じっくりと探ってみる事も時には

大切ですね。

　また、業界を問わずなるべく多くの事例を眺めてみると、自社にピッタリの変革への

ヒントが見つかることでしょう。

　経営者や管理者の方々には、まず、

　　方向性と変えるべきもの、変えてはいけないものを見極め、
　　他社の事例も上手に取り入れながら、
　　いま頭の中にある今年の戦略に作戦名をつけてあげましょう！

　あなの組織の今年の作戦名：「・・・・・・・・・大作戦！」

　どんな作戦名が思い浮かびましたか？

　※附属の購読希望の方は弊社スタッフまでご連絡ください。
　　【経営コンサルティング事業部　e-mail】　consulting@partnergroup.jp

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-
■
■■　　　【コラム ①】　サービスの価値
■
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-

　先月は、いくつかの企業様にお伺いしましたが、

どの企業様も昨今の経済状勢の渦中にあり、様々な経費削減の努力をされていました。

　そのなかで、いくつかのお客様から「○○はできる？」と訪ねられたのですが、

できることであっても、

　　簡単な事や、お客様で充分に対応可能な事、思い違い（食わず嫌い）

　　自社で実施された方が良い（メリットが多い）こと、等

多少の時間や労力はかかるが、対応されればスタッフの力量向上につながり、

企業としての経験（ノウハウ）に繋がるような事は、お断りさせていただきました。

　またケースによっては、どうすべきかの説明や他者での事例なども説明させていただき、

このように対応されてはどうですかと、提案させていただきました。

　（また不都合があれば、その際に細かく対応する必要があるとは思いますが）

　お受けするとどうしても料金が発生してしまいますが、

その金額はあくまでこちらの経費や相場などにより決まってしまうのです。

　しかし大切なのは、お受けした仕事に対してその成果が、

お客様が実施した場合のコストや、空いた時間での価値の創造に見合っているか、

それを上回る事ができるか、のはずです。

　お客様というのは、専門家ではない事が多いですから、自分（自社）の置かれている

状況が自分ではわからず、不安を抱えている事も多々あります。

　その状況を充分に説明せず、簡単な仕事を然も大事のようにして引き受けることは、

やはりビジネスの倫理に反する事にも繋がります。

　（大した病気でもない人に、明らかな理由もなく、

　　　　　　　　　　　　水を薬といって売りつけることはできませんよね。

　　今年は、そんなビジネスがどんどん淘汰されていく事でしょう）

　また、どの企業でもコストの見直しが検討され取組まれていることでしょうが、

現在かかっている外部への固定費で、自社に置き換えても対応可能なものも

まだまだあるはずです。

　また、契約の仕方によっては固定費を変動費に変換できるものもあるはずです。

　固定から変動への見直しは、現場レベルのものから、経営者の大ナタまで

いろいろとあり、痛みを伴うこともあるかもしれませんが・・・。

　もう一度、毎月の原価や管理費などについて、財務諸表を見直してみましょう。

　（皆さんが見直しするということは、

　　皆さんがお客様としている相手も、同様の見直しをしているということです。

　　自社が選ばれる理由を少しでも強化する事も、引き続き見直ししてきましょう）　

　今週の立春を機に季節は少しずつ春に向かいますが、

　市場の冷え込みはまだまだ続きそうです。

　確かのものを選び、また確かなものとして選ばれる、

　多くのお客様がそんな組織であってほしいものです。

　http://q.hatena.ne.jp/1135492961

※附属の購読希望の方は弊社スタッフまでご連絡ください。

【経営コンサルティング事業部　e-mail】　consulting@partnergroup.jp

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-
■

■■　　　【コラム ②】　2月といえば

■■■
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-

　2月の行政各省庁に関するキャンペーン月間等をご紹介します。

◆冬の省エネキャンペーン（12月1日～3月31日）
◆「はたちの献血」キャンペーン（1月1日～2月28日）
◆めざましごはんキャンペーン（1月1日～3月31日）
◆緑の募金（1月15日～5月31日）
◆北方領土返還運動全国強調月間
◆省エネルギー月間

◆振り込め詐欺撲滅月間

1日（日）生活習慣病予防週間（～7日）
　　　　　出稼労働者福祉推進旬間（～10日）

2日（月）平成20年分の贈与税（～3月16日）、
　　　　　個人事業者の消費税および地方消費税（1月～3月31日）の確定申告
　　　　　情報セキュリティの日
　　　　　世界湿地の日
7日（土）北方領土の日
10日（火）製品安全点検日
11日（水）建国記念の日
16日（月）平成20年分の所得税の確定申告（～3月16日）
19日（木）食育の日
20日（金）旅券の日

＜あとがき＞
　　2月は火事発生が一番多い月です。

　　また風邪や花粉にも同時に気をつけなければいけませんね。

　　みなさまも、体調管理などにも十分注意しましょう。

※法令改正情報などは会員様専用ページに掲載させていただいております。
※閲覧希望の方は弊社スタッフまでご連絡ください。

【経営コンサルティング事業部　e-mail】　consulting@partnergroup.jp

*************************************************************************
◆些細なことでも何かございましたら下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。
◆メール配信がご不要のお客様は、お手数ですがこのメールをそのままご返信ください。
◆この配信内容はパートナーHP/blogにも掲載されています。
◆社内での回覧、知人等への転送はご自由にして下さい。
◆その際は全文を改変せず回覧・転送をお願いします。
──────────────────────────────────────―
┏┏┏【発行責任者】　㈲パートナー経営コンサルティング事業部
┏┏┏【e-mail】　　 consulting@partnergroup.jp
┏┏┏【ホームページ】 http://partnergroup.jp/　
┏┏┏【ブログ】http://spaces.msn.com/partnercommunications/
┏┏┏【発行元】Total Management Support Service
┏┏┏　　　　　　総合経営支援　有限会社パートナー
───────────────────────────────────────
***************　　(C) Copyright 2009 P a r t n e r 　***************
*************************************************************************