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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目　　　　次

　　　　　　　　　　【　ご案内　】　　　弊社からのご案内　　

　　　　　　　　　　【今月の特集】　　　CSR（企業の社会的責任）

　　　　　　　　　　【　コラム①　】　　　最近の面接事情

　　　　　　　　　　【　コラム②　】　　　８月といえば・・・

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◆◆　　　【　ご案内　】

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■■　　　【今月の特集】　CSR（企業の社会的責任）

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　仕事の関係などで本屋さんへ立ち寄った際に、ビジネス書などのコーナーなどを覗くことが

楽しみの一つなのですが、少し前までは“コンプライアンス”（法令遵守）や、“ビジネス・エシックス”

（企業倫理）、“環境経営”などの言葉を含んだ書籍がよく目立ちましたが、最近特に“CSR”

という３文字の含まれた書籍が増えてきた様に感じています。

　このCSRとは“Corporate Social Responsibility”の頭文字からきており「企業の社会的責任」

と言う意味で多く使われており、どの本をめくってみてもこの責任という言葉の意味合いとして、

　　・安全で品質のよい製品やサービスを提供することによる社会貢献

　　・事業活動のなかで環境への配慮による社会貢献

　　・関連法規の遵守と企業倫理の向上

など、“コンプライアンス”（法令遵守）や、“ビジネス　エシックス”（企業倫理）、“環境経営”などを

含めた包括的な総称としていることが分かります。

　日本に限らず、アメリカやヨーロッパなど世界的にCSRなどの言葉に注目がされている背景と

しては、

　　・企業不祥事・事件

　　・温室効果ガスの排出抑制や環境問題への関心の高まり

　　・IT化に伴う情報管理の急速な変化

　　・情報の公開や入手のしやすさによる、消費者の関心の高まり

などが挙げられるためでしょう。最近でもガス給湯器問題などが巷で騒がれていますし・・・。

　そのため、多くの企業では従来の環境への取り組みをまとめ、「環境報告書」などとして公開

されるケースがいくつもありましたが、CSRのような大きな視点で捉えた「環境/社会報告書」

などとして再編成し公開するなどの動きも目立つようになってきました。

　こうした動きを反映して、行政的にも環境省は『環境報告書ガイドライン』において、報告書

に記載することが望ましい項目として『社会的取組の状況』が追加されました。

　また世界的にも、イギリス・フランスなどではCSR担当大臣を設置し企業や消費者を含めた

三位一体の取組みを実施していることなど、その関心の高さが伺えます。

　そしてCSRという言葉にあわせて“サスティナビリティ（サステナビリティ）”という言葉も見受けられる

様になってきました。この“サスティナビリティ（sustainability）”とは「持続可能性」という意味であり、

企業における「サスティナビリティ」として、「現在の経営の安定性をもとに、今後（将来）において

も顧客に製品やサービスを供給し続けられる可能性」ということを示しています。

　ですから企業のサステナビリティには、上述のCSRなどに加えて財務的な側面や社会的な側

面（従業員に対する取り組み、社会貢献活動など）も必要な要素となってきます。

　「サスティナビリティ」への取組みとその公開の事例としては下記企業などが有名です。

　キヤノンサステナビリティ報告書2006

　松下電工CSR報告書2006

　今後の情報開示の時流の急速化にともない、「環境/社会報告書」、「サステナビリティ/CSR

報告書」を発行する（企業に要求される）傾向は増加していくと思われます。

　「企業の社会的責任“CSR”」を果たすことが「企業の継続性“サスティナビリティ”」を向上させる

ための重要で不可欠な要素であることを考えても、“CSR”などを意識した企業の体質・システム

の改善や再編成の実施が、これからさらに大切になってくるのでしょう。

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■■　　　【コラム①】　最近の面接事情

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○昔も今も人員の確保やリクルーティングなど人員採用の重要性は企業活動の重要な要素と

して捉えられています。失業率の増加に伴い求職者の増加から、どの企業でも募集をすれば

多くの人が集まるという状況が続いてきましたが、最近の少子高齢化も相まって募集をしても

必要な人材が集まるとはいかなくなっている傾向も、その一方で見受けられます。

○また若い世代の人たちの、仕事についての捉え方（価値観）、コミュニケーションの取り方も変

わってきており、企業を選ぶという意識が強くなってきてるそうですし、その判断基準として特に

面接を大切にしている（重要視している）という傾向が一層強くなってきているそうです。

○ですから採用する側（企業）としても、特に中途採用に関し職務経歴（書）などを利用した

個性的な面接方法や採用試験、アルバイトから正社員への昇格試験など、独自の採用活動

とコミュニケーションにより人材を確保している企業も目立ってきています。

○この採用活動においてどの企業でも必ず行われるのが面接なのですが、この面接で重要な

役割を果たす面接官（担当）の能力が、最近のリクルート業界でも見直され注目されています。

　優秀な人材かどうか？　わが社で活躍できそうか？　人間性やコミュニケーション能力は？

など短時間でその人物の本質（力量）や背景を見抜くわけですし、そこから導かれる取捨選択

の判断は今後の事業活動に大きく影響してくるポイントですから、当然の事なのですが。

○また面接能力を高めるための講習やセミナーなどが、多くの人材派遣会社や教育機関など

でも増えはじめており、予約・申込が殺到しているコースなどもあるそうです。

○現在皆さんの会社で採用などを実施・検討されているようでしたら、確かな判断と結果を出

すために、皆さんの会社の面接担当の方々もそのようなコースを利用してみる事も今後の採用

活動に役立つかもしれませんし、皆さんの採用面接のやり方そのものを見直してみることもいい

ことではないでしょうか。

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